うちの娘はゴリラかもしれない・・・

直接そう言われたわけではありませんが、私は父にそう思われていたんだなと感じました(笑)

父

私の父は、私が小さいとき、私が望むものをくれるような人ではありませんでした。
むしろどん底に突き落としてくれるような人でした(笑)
どんなに外が嵐でも、「一人で行け」と送ってくれることはなく、嵐の中一人目的地まで向かいました。
どんなに体調が悪くても、「寝てれば治る」と言っておしまい。
どんなにお勉強を頑張っても、「ふうん、そんなもんか。落ちるな。」と大学受験前日に言うような人でした。

私には妹がいるのですが、妹には全く逆で、甘々でした。

なぜそんなにも差別をされなければいけないのかとずっと思っていたのですが、その理由が判明しました。

妹は超未熟児で生まれ、長く生きられない子と言われたため、ショックで亡くならないようにと母は会わせてもらえず、妹の生まれたては父しか見ていなかったのです。
超健康体で生まれた私と全然違い、たくさんのチューブで繋がれた小さすぎる妹の姿は父としてもショックで忘れられず、結局亡くなることなく元気に育って、もう命の危険はないと言われても尚、亡くなるかもしれないという恐怖は消えなかったのだそうです。
確かに小さい時の妹は、肺炎で入院したり、転んでおでこや頭をパッカーンと割って血を吹いていました・・・。

大人になって私も妹も結婚してそれぞれ出産を経験しましたが、私はバリバリ元気に普通分娩。
妹は妊娠高血圧やら何やらで危険！と言われ、検診に行ってそのまま帝王切開。

ある時、薬害肝炎で死にかけている！と言われて入院した私はものすごい回復力で一週間で退院。
結石で救急車で運ばれても、家族が駆けつけてくれた時はもう痛みがひいていて、のたうち回っている姿は誰も見ていない。

そんなこんなで、入院しても回復力が人並み以上の私はなんか強そうだと言われました(笑)

そこで感じたのが、冒頭のアレです。
「うちの娘（約１名）はゴリラかもしれない・・・」

そう思ったら、妙に納得しました(笑)

精神鋼

そんな私でも凹むことはあります。
何か月もなかなか気持ちが上がらなくて、人との関りをなるべく断つようなこともしました。
がしかし。
そんな私を見捨てず助けてくださる仲間に支えられて、完全復活しちゃうんです。

一昨日札幌は猛吹雪でものすごい積雪量を記録しました。
そんな中でも運転できてしまうし、埋まっても（周りの方に助けていただいて）抜け出せてしまうし、埋まっている方を助けられてしまうし、家の雪掻き、お隣さんの雪掻きも手伝って、みんたまの雪掻きもしに来て、ほぼ一日中雪に埋まっていたけれど筋肉痛は昨日一日で治ってしまうし、今日は車のお尻ふりふり、ぼこぼこ道も平気で運転できてしまいます。

私の精神鋼です。

（鋼とは、炭素を混ぜた鉄の合金！鋼鉄とも呼ばれます。とっても硬く強靭で鎧や武器に使われていました。みんたまには化学バトルカードゲーム「アトムモンスターズ」があります♪鋼の化学式はFeC。みんたまっ子は遊びながら化学式を覚えます♪）

子供の頃は優しくない父に腹が立っていましたが、今はむしろ感謝です。

みなさん、子供は「うちの子ゴリラかもしれない」くらいに思って育てた方が強く育つのでおススメです(笑)