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魅惑の食虫植物

私は大小関係なく虫を潰すのが苦手です。
潰した虫からゲル状のあらぬものがはみ出ているのを見ると、なぜか虫に潰されている人間、逆転世界を想像してぶるっとしてしまうのです。
ならばと思い立ってホームセンターで食虫植物を購入してみました。

 

「ナイスバディの悪女」

食虫植物は大きく4タイプに分けられます。
落とし穴式
はさみ込み式
粘着式
吸い込み式
今回家にお招きしたのは、落とし込み式で捕虫するウツボカズラさんとサラセニアさん、はさみ込み式で捕虫するハエトリソウさんです。
この子たち、ずーっと見ていられるほど魅力たっぷりなんです。
何がそんなに魅力的かというと、まずその見た目。なんとも見目麗しい佇まい。
どの子も、しゅっとした目つきでナイスバディ、どんな男も私にかかればいちころよと言わんばかりに捕食し合う様子は見ていてなんだかドキドキしてしまいます(笑)

「悪女に見せられた男の末路」

落とし込まれた者たちは溺れ死にました。。。
挟み込まれた者たちはミイラになりました。。。

「広がる興味」

その一部始終を見ていた私は、興奮しました(笑)
近年タンパク質源として注目を集める昆虫食。
食虫植物さんたちは虫のタンパク質を吸収しているのか?
一般的に植物に必要な主な栄養素はリン、カリウム、窒素では?
それらではなくタンパク質を栄養素としているということは、人間と一緒?落とし込み式食虫植物さんたちのあの液体は消化酵素?なんていう消化酵素なのかしら?匂いはある?虫以外のものを入れたらどうなる?
挟み込み式食虫植物さんは虫をミイラ化させたけど、体液まで全部吸い取っているということは、これも消化系?プロテインとか挟ませたら元気になるのかしら?
食虫植物は北海道にもいるらしい!?湿地帯?世界中には600種類以上いるらしい。どこにいる?世界地図(白地図)で生息地を記入していくのも面白いかも!
ネバネバ系モウセンゴケさんも欲しくなってきたぞ・・・。
興味と疑問が湧く湧くでワクワクが止まらない!食虫植物最高!!

「実体験でイメージが湧く」

以前、食虫植物についての本を見たことがあります。
でもそのときは、へーこんな植物もいるのねぇというだけでした。
紙の上の植物、虫たちは動かないので、見たことのないこの植物の動きのイメージがわきませんでした。
なのでそれ以上の興味も疑問もわかなかったのです。
それが、目の前にいるとどうでしょう!
カタカナの名前って覚えにくくて嫌いと思っていたのに、速攻で完璧に覚えました。

勉強も同じだと思いませんか?
いくら教科書に絵や写真を増やしても、そこに描かれている以上の興味・疑問は生まれにくいです。
それならば、実際に探検に行く、決められた結果を出すためではなく興味の赴くままに行う実験、飼育、観察の授業を増やした方が、よっぽど記憶に残り、広がりを持った有意義な授業時間になるのではないでしょうか?

 

みんな金のたまご塾は、変わったものに興味を持って深掘りすることを楽しむお子様を応援します!

 

 

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