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記憶力が悪いと思っているあなたへ

【覚えられる理由、覚えられない理由】

今まで私が出会ってきた塾の先生で良い先生と言われていた方々がどんな先生かというと、みんなが知らない解法テクニックを教えてくれる先生でした。
これに当てはめるとすぐに解けるよ、面白い語呂合わせがあるよ。

しかし、私にはどれも合わなかったようで、驚くほどに全然覚えられませんでした(笑)
なんとか頑張って覚えられても、時間が経つともう全く思い出せないのです。

私には暗記力がないのだと思っていました。
私以外のみんなが覚えられるほどすごいことを教えてくれているのにできないなんて、私の頭はどうなっているのだろうかと。

では、苦手な科目は何も覚えられないのかというともちろんそんなことはなく。
得意な科目であれば何でも覚えられるかというとそんなこともなく。

すっかり良い大人になった今、覚えられない理由を大発見してしまいました!!

それは、どこで学んでいるか。

え?どういうこと?

はい、お答えします!

私は3歳くらいで3桁以上の数字の意味を完全に理解していました。
そして、量感覚がとっても優れていました。

5歳の時は虫に詳しく体内時計が素晴らしく正確でした。

なぜか。

それは、私が3歳くらいのときにしていた遊びが、色々な大きさの容器に水を永遠と移すことと、その辺の石ころなどの数を永遠と数えることだったからです。
それだけで、見えていない大きな量や数についても意味が分かりました。

そして5歳くらいのときは幼稚園をさぼってずっと外で虫の観察をしていました。(幼稚園へは月2回行ったら良い方でした。)
セミ、蝶、蟻、蛙、おたまじゃくし、トンボ。。。(笑)
子どもなりに生態を調べていたのです(笑)
家中蟻だらけにして親を失神させそうになったり、団地中蛙だらけにして大人たちを失神させそうになったり・・・(笑)
そのうち何かの虫が大発生するたびに私のせいではないかと言われるようになりました(笑)
虫が気になりすぎて幼稚園どころではなく、朝、幼稚園バスが来る頃一人で大丈夫と言って家を出ます。お昼になったら山の中で一人でお弁当を食べます。帰りの幼稚園バスが来る時間になったら陰からバスが通り過ぎるのを見て家へ帰ります。毎日時間ばっちりでした。最初は幼稚園の先生も私が幼稚園に来ていないと家に連絡をくださっていたようですが、そのうち連絡をくれなくなり、私はいつも通り朝家を出ていつも通りに帰るので、私の母は私はちゃんと幼稚園に行っているものだと思っていたようです(笑)

では、さぞ数学と生物は何でも答えられるほど、学者さんほどできるようになったのではないかというと、残念ながらそんなことはありません。
だって、学校で習う紙に書かれたことをいくら学んでも何も楽しくないのです。
退屈で、テスト以外で何も役に立たないのです。単元単元で解法を学んでもつまらないのです。
だからさほど覚えていられないのです。
今でも私が好きなのは、自然界の中にある数学です。
黄金比、フィボナッチ数列、80対20の法則、120度・・・
書いているだけでワクワクしてきます♪

つまり何が言いたいのかというと、遊びなさい。実体験から学びなさい。ということです。
遊ぶこと、興味を持って自ら体験することでしか本物の学びは得られないということです。

覚えられない理由は、紙面上で、テストで点数を取るために解法を学んでいるだけだからです。

もしあなたが、あなたのお子様が、「自分(この子)は記憶力がない、覚えるのが苦手」と思っているのであれば、鉛筆をポイっと捨てて外に出てみてください。もっと遊んでください。興味のあることを見つけてください。笑顔になれるものを見つけてください。

そこから広がる世界は、紙面上では絶対に得ることのできないものです。

どうすればいいのかわからない・・・そんなあなたはどうぞみんな金のたまご塾にいらしてください♪

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